沖縄クライミング事情 2008年 2月29日 更新 
情報変更

----岩

沖縄本島の場合は大きく三つのブロックに別れる。中南部エリア北部エリアがありどちらも シークリフが主体。あと、離島となる
中南部エリアは具志頭新原浜比嘉勝連読谷等ボルダリングを中心としたエリアと残波岬真栄田岬などのルート主体のエリアからなる。ただし、残波岬及び真栄田岬エリアに関しては、在日アメリカ人たち が中心になって開拓されたこともあり、詳しい内容は不明瞭。岩質は琉球石灰岩。琉球石灰岩は珊瑚がそのまま岩 になったようなものでとにかく痛い。ガビガビという表現がぴったりなものもあり、テーピングは必須。 しかしランディングは砂地のものがほとんどで非常に快適である。前傾壁、ルーフが主体である。ホールドが非常に豊富で1つのボルダー でもさながら人工壁のように限定すればいくらでも課題が出来る。
北部は座津武辺戸岬宇佐浜等、ルート主体のエリアと瀬底島、東海岸の新川安波 などのボルダーボルダーエリアからなる。岩質は座津武及び東海岸のボルダーは緑色片岩、宇佐浜は石灰岩(琉球石灰岩ではない)、 瀬底は琉球石灰岩と多彩である。瀬底以外の宇佐浜、座津武等では特にテーピングの必要はない。ハイボルダーのトップロープエリアでは Party Rockがある。これも座津武と同じ緑色片岩。
離島ならば、宮古島竹富島琉球石灰岩久米島安山岩で柱状摂理も発達している。また、伊平屋島チャート。きちんとされた形で 発表されているわけではないが、石垣島は、花崗岩があり、いくつか登れるボルダーがあるといわれている。
このように小さい島ながら数種の岩質がありそれにより変化にとんだクライミングが味わえる。

〜テーピングについて〜
沖縄の岩の大部分は琉球石灰岩。上記しているように慣れている者にはともかく、非常に痛い。そこでテーピングテープが必須になってくる。そのサイズだが、指に巻くものであるからといって細いものはあまりよくない。あくまでも指関節の保護が目的ではなく、皮膚を保護するのが目的なので、細すぎるとうまく指や手の皮膚を覆い隠せないからだ。よく使われているのが、1.9cm及び3.8cmのサイズのもの。指だけに巻くなら1.9cmのものだけ充分。また、3.8cmのものも半分にして使えば指に使え、また、手のひらに巻くときはそのまま使うことができるので意外と重宝する。
巻き方は指の場合、第一関節より上をだして第二巻関節にテープを交差させながら皮膚を完全に隠すように巻くのがいい。あまりきつく巻くと指が動かなくなるので要注意。初めての人や、指先に厳しい課題を登るときは指先まで巻いていたほうがよいだろう。
慣れているものは、人差し指、中指、薬指の3本だけ巻くが、これも初めての人や登る課題によって全ての指に巻いたり、手のひらに巻いたりするのがいいかと思う。
Taping
<使用後のテーピング>
Good Landing
<快適なランディング>

Gushikami Boulder
<沖縄の代名詞エリア 具志頭ボルダー>
----キャンプ

沖縄では、基本的に浜でのキャンプは、指定されている場所以外では禁止されているところが多い。特に本島南部は戦跡やまた特別な場所(聖域等)に指定されているところが多いので要注意。しかし地元の人たちは浜で酒盛りをしたりするので特に場所を考えれば叱られることもないと思うのだが、キャンプ場と謳われているところに泊まるにこしたことはない。地元の人達の中にはマナーが悪くゴミなどを平気で浜などに捨ててゆく人も多い。しかし、基本的にゴミを捨てていくことはマナー上大変好ましくない。自分のごみは必ずもって帰ろう。

----車

鉄道がないので、基本的に車がないと苦労する。モノレールも空港から首里までしか伸びていないので、観光ではいいのだが、岩場に行くには使えない。レンタカーは空港で借りられる。しかし、あらかじめ予約しておくと希望の車種を逃さないだろう。特に夏場などの観光のハイシーズンは早めに予約しておくことをお勧めする。

----バス

空港から那覇バスターミナルにいくのがよい。それなりに便利だが、時間にあまり正確ではない。那覇バスターミナルから具志頭までだと一時間弱でつくので意外と使えるが、沖縄本島北部などの座津武浜、宇佐浜などは近くにバス停があるものの、料金はかなり高くしかも不便。何よりも時間がかかる。時間的に余裕があり、バスでのんびりという人でない限りお勧めできない。場所によっては、たぶん直接バスでいけないところもあり、かなり歩くことになる。アプローチで丸一日が終わる恐れがある。

----季節

<春 3月〜5月>
結構よい。初夏のようなあったかい日が続き、クライミングにはもってこい。時折曇りがちになり、壁にしみ出しがあるときもあるが、ベストなシーズンといえるが、若干、湿度が高い。ゴールデンウイークを過ぎるあたりから梅雨入り。じめじめした天候が続き、良くない。

<夏 6月〜8月>
梅雨の晴れ間は非常に気持ちよいが、湿度も高く、壁も湿りがち。そのうえ暑さも加わり一気に不快指数があがる。梅雨明けは、大体6月最終週。梅雨が明けてからは晴天が続く。しかし、暑い。気温は本土とそんなに変わらないが(場合によっては本土の方が暑い)、日差しが強く、突き刺さるような暑さ。下手に素肌をさらけ出せば日焼けを通り越し火傷である。しかし、シークリフは風通しもよく、日陰などは結構涼しく快適で充分登れる。それに日が長いので夕方からでも十分楽しめる。しかし、基本的に暑いのがだめと言う人にはお勧めできない。台風には要注意。半端じゃない。

<秋 9月〜11月>
台風さえ来なければ非常に良い。天気も安定し10月を過ぎてからも夏日が続き暑いぐらい。壁の状態も乾いて最高。ビールも美味い(笑)。お勧めのシーズン。

<冬 12月〜2月>
晴れるとTシャツで登れるぐらい暖かい日もあるが、基本的に曇りがちの天気が続く。「常夏の島沖縄」と侮らないほうがよい。結構寒い。何か防寒着は1つ持ってきたほうがよい。壁も湿りがちで状態が良くない。あまり良いシーズンではない。

----離島

宮古島では過去北山真氏、東秀磯氏等により七又海岸が開拓されている(岩と雪157号参照)。その後何人かそのエリアにいた話を聞くが最近はあまり誰も行っていないようだ。確認は取っていないが記録から察するにボルトなどはケミカルアンカーを利用していないようであるし、結構風化が進行しているおそれがある。登る際は要注意だ。他、宮古島に関してはかなりよい岩の報告がある。しかし、まだ未着手。しかし、ボルダーエリアに関しては、地元のボルダラーたちによって積極的に開拓されている。
竹富島では白水高宏氏、鈴木真央氏によりアイヤルボルダーが開拓される(FreeFan 20号参照)。離島の本格的なボルダーエリアとしてはじめて。
とにかくまだ未知な場所が多く、期待もできる。



----ジム ショップ 

コーラルロック・・・・・・<http://www.coralrockokinawa.com> クライミングジム。
<連絡先> 〒901-0516 沖縄県浦添市牧港2-8-3タテルマンビルB-101 TEL:098-874-7035 FAX:098-874-7035



アウトドアショップNEOS・・・・・・<http://www.outdoor-neos.com> クライミングギアやボルダリングトポなども入手可能。特にギアに関しては、品揃えがある。
<連絡先> 〒901-2131 沖縄県浦添市牧港2-50-1 TEL:098-877-6122



----トポ

具志頭ボルダー課題図集"ぶり"がある。定価は500円。
お問い合わせは、mailto:michizo@d6.dion.ne.jpまで。

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